新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」登場!仕組みは?

健康
韓国政府が新型コロナ感染者に専用アプリ、GPSで外出監視も
韓国政府は、新型コロナウイルス感染のさらなる拡大を防ぐため、「自宅隔離」を命じられた市民を監視するためのスマホアプリを発表した。担当職員に連絡して健康状態を報告させるためのアプリだが、自宅待機中の市民の位置情報をGPSで追跡する。

こんなニュースが3月に報道され、テレビで延々とその様子を放映していたので耳にした方も多いのではないでしょうか。

世界各国でこのような感染対策アプリが開発されるのと同様に、日本でもまた類似アプリの開発が進められてきました。

その結果登場したのが「COCOA(COVID-19 Contact Confirming Application)」だよ!

今回は日本政府の「新型コロナウイルス感染症対策テックチーム」が中心となって開発を進めてきた接触確認アプリの現状と今後をお伝えしていきたいと思います。

開発が進められてきた「まもりあいJapan」

まもりあいjapan

「まもりあいJapan」とは、政府の「新型コロナウイルス感染症対策テックチーム」チームメンバーの「一般社団法人Code for Japan」が開発を担当した接触確認アプリになります。

実装に向けた技術面での課題はすでに解決されており、プライバシー・セキュリティ面でも高い水準を維持していました。

5月上旬の公開を目指していたものの、後述するAppleとGoogleの「1国1アプリ」方針によって、公開することができなくなってしまいました。

仕組みは?

アプリをインストールしたユーザーのスマホには毎日完全匿名のランダムIDが生成されます。

アプリユーザーが陽性と判断されると、接触したと思われるユーザーに対し、メッセージが送信されます。

検知にはBluetooth LEを利用し、GPSといったプライバシー性の高い情報は利用しません。

接触判定の処理も自分の端末内で行われ、サーバーにデータが保管されることもないので安心して利用することができます。

通常時は接触した他者のID記録がどんどん記録されていき、ID記録は一定期間経過後順次破棄されます。

陽性が確認されると、陽性者が自分で陽性であることをアプリに入力します。

この際、他のユーザーには個人が特定できない形で通知されます。

プライバシー配慮とセキュリティーがしっかりしているので、安心して利用できそうなアプリとなっています。

AppleとGoogleの「1国1アプリ」方針

gafa

そんな完成目前だった「まもりあいJapan」の公開に待ったをかけたのがGoogle・Appleといったプラットフォームを握る巨大テック企業です。

5月4日(現地時間)に、世界的なIT大手である両社はAPIを利用する上で条件を設けました。それが、

  • 1国1アプリであること
  • 保健当局によるアプリであること

というものです。

APIとはスマホ機能を外部から利用可能にするAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)のことです。

AndroidとiOSはスマートフォン業界2大勢力であり、そのAPIはこのようなアプリの根幹となります。

そのため、接触確認アプリを開発していた「Code for Japan」は、公開を厚生労働省に委ねざるを得なくなったのです。

「新型コロナウイルス感染症対策テックチーム」は5月8日、第3回となる会合が開催し、そこで、「Code for Japan」より「まもりあいJapan」の開発状況が報告されました。

開発母体が厚生労働省へと移らざるを得なかったため、「Code for Japan」が開発をすることは無くなりましたが、アーキテクチャや必要な仕様に関する蓄積はテックチームを通じて今後に生かされることになります。

ついに登場した接触確認アプリ「COCOA」

cocoa
引用:厚生労働省

前述の『一国一アプリ』方針により、日本では厚生労働省がiOS/Android向けのアプリ「COCOA」として提供することになりました。

初期設定を一度すれば、そのままスマホに入れておくだけで動作するようになっているよ!

このアプリは、

  • アカウント登録は不要
  • 個人情報(住所や氏名、電話番号など)の入力は不要

と、利用者のプライバシーが高い水準で守られるアプリになっています。

感染しても登録してないのなら意味がないんじゃ?

と思う人もいるかもしれません。

このアプリでは、感染が発覚した後、登録が求められる仕組みになっています。

保健所・医療機関でのPCR検査などによって感染発覚後同意すると匿名でIDが記録される

そのID情報をもとに通知がいくわけですが、このアプリでは取得する情報が厳格に制限されている上、利用も感染後のID登録も任意となっています。

ですので、安心して利用してできそうです!

Androidの動作確認機種は?

Androidにおける公式動作確認対応機種は以下のとおりです。(記事執筆時)

  • ASUS ZenFone 5
  • ASUS ZenFone 5Z
  • ASUS ZenFone Max M2
  • Galaxy Note 10+
  • HUAWEI MediaPad M3 Lite
  • HUAWEI P20 lite
  • HUAWEI P30 lite
  • Lenovo Tab4 8(TB-8504X)
  • Motorola moto g7 power
  • NuAns NEO Reloaded (Trinity)
  • OPPO Reno A
  • Pixel 3
  • Pixel 3a
  • AQUOS sense3 (SH-M12)
  • SHV41
  • Sony Xperia SOV38
  • TA-1119

こう見ると少ないですが、これ以外の機種でも動くものは多いと思われます。

接触確認アプリを活用して日常を守ろう

このアプリは新型コロナウイルス包囲網を形成する上でおおきな力となるはずです。

自分が入れておくことで他の人を救えるわけですから、是非ともダウンロードして利用しましょう!

最後に、「まもりあいJapan」プロジェクトの行動原則を引用して終わりにしたいと思います。

我々はなぜここにいるのか

・新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、一人でも多くの人の命を救う

・医療関係者の負担を減らし、拡大防止のための有用な情報を提供する

・利用者のプライバシーを守り、皆でコロナウイルスへ立ち向かうためのツールを提供する

https://note.com/hal_sk/n/n0e05f3482d28

「まもりあいJapan」の開発経緯に興味を持った方は以下のノートを覗いてみてください。

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